今回は、おじさんの嗜みとして、本のレビュー行きたいと思います。
今回読んだのは
「白鳥とコウモリ」東野圭吾 幻冬舎文庫

言わずもがな東野さんの作品なので、ハズレは絶対にないと信じての購入。
おじさん個人の意見なので、参考までに。
ではさっそくレビューいってみよ!
総合 ☆ 4.6
以下詳細
内容 ☆5
殺人事件がベースになります。ところにより恋模様もありつつの、加害者家族、被害者遺族の心情を描いた作品です。
あらすじ
車の中で弁護士の遺体が見つかる。人情派の弁護士で、知人は人から恨みをかうような人物ではないと証言する。
犯人として浮かび上がる男。一度は関係を否定していたものの、あっさりと自分が犯人であると認める。
被疑者の証言を聞いた被害者の娘は、自分の父親の人物像に当てはまらない内容で違和感を覚える。
一方、被疑者の息子も自分の父親の言動に違和感を覚える。
被害者側と加害者側、それぞれの子供が違和感の正体を探るべく動き始める。
その過程で二人は出会い、正反対の立場の二人がたどり着く答えとは・・・
といった感じの内容でした。
複雑ながらもしっかりと読みやすく、重厚感のすごい作品でした。
読みやすさ ☆ 4
まず、物語の視点が基本的に加害者、被害者それぞれの子供の視点で進行していきます。後半には、現在と過去の分岐もあり、多少複雑ではあるものの、それを感じさせないほどに読みやすくなっていました。所々様々な人物の視点で描かれており、視点が定まりにくくなってしまったのでその点で☆4としました。
没入感 ☆5
上下巻に分かれていますが、一気に読めてしまう。私は就寝前読書で、4日で読破しました。加害者家族の心情、被害者遺族の心情、どちらも繊細に描かれていて、とても話に入り込みやすい。
また、違和感の正体が見え始めると、怒涛のどんでん返しの連続。
没入しすぎて、読むのを中断することのほうが難しいほどでした。
読後感 ☆ 4
物語のきっかけが殺人事件なので、ハッピーエンドとはいきませんが、解決していく過程は見事で、読み終えるとすっきりとします。ただ、現代の闇を映した部分もあり、すっきりとモヤモヤを残したものでした。
怒涛の解決編 ☆5
二人の違和感から、事件の本質への変遷は見事で、違和感が導き出す結末への怒涛の展開は衝撃の連続。真実が明らかになるまでのどんでん返しは癖になります。
以上。一言でいえば「さすが東野圭吾」と言った小説でした。
新たな最高傑作という帯に偽りなく、読む者すべてを引き込む作品でした。
実写化も決まっているので、映画の鑑賞も今から楽しみでなりません。
自分じゃない世界を疑似体験できる小説は最高のエンタメだなと改めて思った作品でした。
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おじさんによるおじさんのための
おじさんのエンタメ
OJITAME!
これからもよろしくお願いいたします。


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